DJ社長がインドネシア移住を決めた理由は?アメリカ移住から帰国までの経緯もまとめてみた

Repezen FoxxのDJ社長は、2021年12月にアップした動画で、世界進出の第一歩としてインドネシアへ移住することを発表。

アジア1のDJになるため、何倍にも大きくなって1年後に日本に帰ってきます。」と宣言し、ネットニュースでも大きく取り上げられました。

2022年からはインドネシアに拠点を移し、お金配りや有名人とのコラボ、テレビ出演をしながら、知名度向上の為に奮闘しました。

DJ社長はなぜインドネシア に移住を決めた?

DJ社長がインドネシアに移住を決めた理由は、”SNSのフォロワー1000万人達成のためです。

YouTubeのチャンネル登録者数をはじめ、TikTok、Instagramのフォロワーを1000万人にすることが2022年の目標だと話しています。

 

目標達成の為にインドネシアを選んだ理由は、”インドネシア人の平均年齢”が大きなポイントとなっています。

日本人の平均年齢は約50歳で、インドネシア人の平均年齢は約30歳です。

日本と比較して、インドネシアの平均年齢はとても若いことがわかります。

 

SNSを利用する人は、どの国も共通して若い世代ということから、DJ社長はインドネシア人の平均年齢が若い点に注目しました。

インドネシアであれば、「SNSを通して多くの若者の目に触れるチャンスがある=SNSのフォロワーが増える」と考えたのです。

DJ社長は、「インドネシアはSNSの利用人口が世界一多い国」という自身の考えのもと、移住先にインドネシアを選びました。

なぜ人口が多い中国やインドではなかったのか?

人口という点では、インドネシアの人口(約2.8億人)を、中国(14.4億人)、インド(13.9億人)の方が大きく上回っています。

しかし以下のことから、中国やインドでフォロワー1000万人を目指すには難しいと判断したそうです。

  • 中国は独自のSNSがあるため、DJ社長のSNSのフォロワーに繋がりにくいこと
  • インドは地域によって公用語が異なる多言語国家で、語学的に難しいこと
  • インドとインドネシアのトップYouTuberのフォロワー数がほとんど同じこと

インドネシアとインドでは10億人も人口の差がありますが、トップYouTuberのフォロワー数に大差がないところに大きなチャンスを感じたのだとか。

しかし、追々はインドへ移住することも計画にあるようで、ヒンドゥー語を勉強する意欲も見せています。

4億円借りてインドネシアへ

DJ社長はインドネシアで知名度をあげる為に、「お金をどんどん使う」という戦略を明かしています。

お金を払ってでも有名人になりたい」と語り、インドネシアの有名人やテレビ番組に自らお金を払って、テレビに出演させてほしいと依頼してきたそうです。

他にも、インドネシアの視聴者にお金を配る企画を発表。

毎日10名に100万ルピア(約8000円)ずつ当たる抽選を行い、1年間続けていくことを宣言しています。

インドネシアで知名度をあげる為、DJ社長は思いつく限りの様々な挑戦をしてきました。

また、2月2日にはインドネシアに4億の豪邸を購入したことを明かしています。

4億とは日本円ではなく、インドネシア通貨の4億ルピアのことで、日本円にすると約320万円にあたります。

広々とした豪邸にはシャワー室6個、トイレ8個、庭にはプールも備え付けられています。

YouTubeの動画を撮影する拠点も定まり、ますますインドネシアでの活動に意欲を見せていました。

YouTube休止


インドネシアに移住してから約1ヶ月経った2月4日に、『しばらくの間、YouTube辞めます』という動画がアップされました。

4億の豪邸を購入した直後に動画が投稿された為、急展開に驚くコメントが5000件以上寄せられています。


DJ社長は知名度アップの為に、YouTubeやTikTokを毎日更新することを決めていました。

しかし、もともとインドネシアでのDJ社長は知名度が0の状態です。

インドネシアで活動する内に、「毎日投稿したところでインドネシア人に観てもらえないし、拡散されることはない」と気づいたそうです。

YouTubeの撮影や編集で追われてしまう日々は、フォロワー1000万人の目標に遠回りだと感じました。

 

またDJ社長は、日本の人気YouTuberであるフィッシャーズやコムドットなど、YouTubeから有名になるパターンは他の国も共通していることだと思っていました。

しかしインドネシアのトップYouTuberを調べると、ほとんどの人がもともと知名度のある芸能人や俳優だということを知ります。

日本でいうと、マツコデラックスや明石屋さんまのような大物がYouTubeに参入した為、自然とチャンネル登録者数も1000万人や2000万人と増えていったのだそうです。

インドネシアのテレビ出演をメインに

DJ社長もインドネシアのテレビ出演を活動のメインにして、「知名度を0→1にすること」に集中しようと考えます。

YouTubeには、「1の知名度を10にも100にも増やす力がある」と分析し、まずはテレビでインドネシア人にDJ社長の存在を知ってもらってから、YouTubeに力を入れていくことを発表しました。

 

その後、Repezen Foxxメンバーと会議を開く動画が2月16日にアップされます。

会議の結果、テレビ出演をメインに活動しながら、納得のいくクオリティの動画を不定期で投稿することが発表されます。

そして、2月17日に動画の投稿も再開されました。

インドネシアから撤退


しかし、3月9日に『心が折れました、海外進出は諦めますという動画が投稿されました。

動画ではタイトル通り、インドネシアでの活動は諦めて、日本に帰ることが報告されています。


撤退の理由は、インドネシアに移住してからの3ヶ月間で、知名度が全く上がらなかったことでした。

知名度が上がらなかった原因はやはり、YouTubeの動画がインドネシア人に届かなかったことだと話しています。

インドネシア人に動画を観てもらえなかった理由


基本的にYouTubeで動画を観てもらう為には、YouTube内でおすすめ動画として表示される必要があります。

インドネシアのYouTubeにおすすめ動画としてあがる為には、インドネシア人のチャンネル登録者が多いことが条件だそうです。

 

DJ社長のチャンネル登録者数270万人の内、269万人が日本人で、インドネシア人はわずか1万人。

日本人の割合が多過ぎる為、インドネシアのYouTube上で、DJ社長がおすすめ動画としてあがることはありませんでした。

その為、いくらインドネシア語の字幕を動画につけても、視聴者は日本人ばかり。

インドネシア人向けの動画は日本人の視聴者にはハマらず、「つまらない」「迷走してる」など厳しいコメントが多く寄せられていたことも明かされています。

 

そしてDJ社長は最後の切り札として、3月4日~6日にインドネシアの有名人らとのコラボ動画を投稿します。

4日、5日にはInstagramフォロワー約1000万人、TikTokフォロワー数1100万人超えのインフルエンサー、Fujiとコラボ。

6日には、YouTubeのチャンネル登録者数2000万人超え、インドネシアで1番有名な芸能人と言われているRaffiとコラボを果たしました。

 

しかし、目玉企画として投稿した動画にも関わらず、再生回数は全く振るいませんでした。

自信を持っていた分ダメージも大きかった為、インドネシアから撤退する大きな決め手となったそうです。

DJ社長は動画で、「(日本とインドネシアの)両方を取るのは無理。天秤にかけた結果、日本を取ります」「正直舐めてました」と素直な感情をぶつけました。

 

しかし、海外進出をきっぱりと諦めることは難しいということで、DJ社長が持つ別チャンネルで地道に海外向けの動画を投稿していくことを発表しています。

DJ社長のアメリカ移住は失敗?

DJ社長はインドネシアに移住する以前に、約2ヶ月半アメリカに移住しています。

DJ社長にとって1ヶ国目の移住先となりましたが、アメリカでも大きな成果を残す間もなく緊急帰国しています。

DJ社長のアメリカでの活動内容を時系列順にまとめてみた

DJ社長がアメリカに移住してから帰国するまでの2ヶ月半をまとめました。

海外進出失敗で5億以上を失う&Candy Foxx活動休止


DJ社長は2021年1月から、『Candy Foxx』として月に1度ミュージックビデオを発表してきました。

主に海外ユーザーに向けた楽曲を中心に制作していましたが、思ったような反響は得られませんでした。

 

またDJ社長は、Candy Foxxの活動資金として5億円の借金をしていました。

ミュージックビデオの制作などで、2年間かけて5億円を使っていく予定でしたが、活動を進めるにつれて、当初の予想よりも早くお金がなくなってしまいます。

なんと、活動スタートから8ヶ月経った時点で、残金は100~200万円ほどになってしまいました。

自身の見通しの甘さを認め、「このままだと10億円~15億円かかってしまうことになる恐れがある」と感じたことから、Candy Foxxの活動休止を決めました。


DJ社長は2021年8月29日にYouTube上に、『海外進出は失敗。活動休止させて頂きます【ご報告】』という動画をアップしました。

動画ではRepezen Foxxのこれまでの経緯が語られ、活動休止の報告がされました。

また、「今はCandy FoxxよりもRepezen Foxxにお金をかけるほうが大事」と考え、今後はよりRepezen Foxxの活動に力を注いでいくと語られていました。

DJ社長がアメリカに行くことを宣言

DJ社長はCandy Foxxの活動休止を発表した動画で、アメリカへの移住を発表しています。

メンバーに頼み込み、最初はDJ社長1人でアメリカに渡り、メンバーは後から合流することも明かされました。

 

また、渡米する8月29日はDJ社長の誕生日でもあります。

10年前の19歳は福岡から上京した年でもあり、ワクワクしながら東京にやってきた思い出があったそうです。

また、あの時のようにアメリカでワクワクしたい28年間日本を楽しんだから、29歳は初日から海外で楽しみたい」と、胸を躍らせながら語っていました。

LAの危険地帯「スキッドロウ」での動画を投稿


DJ社長は9月に、アメリカで最も治安が悪いといわれるスキッドロウで、動画を投稿しました。

スキッドロウは路上生活者や薬物中毒者が多く、殺人や強盗、薬物の売買などの犯罪が多発している地域と言われています。

特に、夜に出歩くことはとても危険な場所とされているにも関わらず、DJ社長はロサンゼルスに到着した初日の夜に1人でスキッドロウに向かいます。

 

DJ社長はスキッドロウに入ってすぐに数人に囲まれ、英語で質問攻めに合います。

DJ社長の英語力では会話が成り立ちませんでしたが、チップを要求されて支払うと、DJ社長の周りには更に人が集まりました。

そこで、「チップを払うから家の中を見せてほしい」と頼むと、2人のホームレスがテントの中を見せてくれました。

 

テントを見せてくれた人にチップを支払おうとしていると、DJ社長のポケットに手を入れる人が。

DJ社長は突然のことで一時フリーズしてしまいますが、隣に立っている男性に「盗ったでしょ?」と問い詰めます。

男性の両手を確認している時、「Look」と言われた先に目を向けると、別の男性がナイフをちらつかせていました。

さすがのDJ社長も、「怖い!そんなの見せないで」と慌ててスキットロウを後にしました。

Repezen Foxxメンバーがアメリカに集結


9月中旬にはグループのメンバーであるDJ銀太が合流。

そして11月2日にメンバー全員が渡米した動画がアップされ、Repezen Foxxのメンバーが集結しました。

緊急帰国


11月14日、『【緊急事態】日本に帰らないといけなくなりましたという動画がアップされました。

メンバーが集結してすぐに帰国することになったことを報告しています。

帰国理由は、コロナウイルスの状況が落ち着いてきたインドネシアへ行く為でした。

タイミングとしてちょうど良いと考え、一度日本に帰国した後にインドネシアに旅立つことが発表されました。

メンバーが集合してから既に数本の動画が撮影済みであった為、年末までアメリカでの動画が投稿されていましたが、実質メンバー全員がアメリカにいた期間はとても短かったようです。

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